スペース・イサンは京都市東山区にある客席数60席程度の小劇場です。

コンセプト

 「新作を作ってなんぼ」という風潮が根強くあることも一つだけれど、その人が若ければ若いほどアイデアも豊富だし一度やったことはすぐに古びたものに思われてもう一度やる気にはならないというのは、わたし自身の経験からもそうなのだろうと思う。
 その一方で、観客の側からすれば、傑作と呼ばれる舞台作品はいつどこに現れるか分からない。だから微かな噂を聞きつけてはとにかくさまざまな舞台を見て回る人もいるかもしれないが、そもそもが金土日の三日間で4ステージ以下の舞台作品を噂を聞きつけてから観に行こうと思っても間に合わない。否、ほんとに数えるくらいの観客にしか目撃されず噂にすらならなかった傑作もあるはずだ。
 劇場の役割とは、少なくともこれからのスペース・イサンは、若い優れた創り手たちを応援することでありその作品を広く世に紹介することだとわたしは思っている。一度上演されたものなら、それがおススメできるものなのかそうでないのかは容易に判断できる。おススメできる時は思いっきりおススメしたいのだ。新作にはうまくいくのかコケルのか分からない興奮もあるけれど、確かに面白いモノをじっくり観劇する充実というものもある。それに観客は確かに面白いねとなってこそ次の新作へも期待するものだ。
 素晴らしい作品が繰り返し上演されること。ここにこそ舞台芸術の豊かさがあるのではないかと、スペース・イサンをそういう収集場所としての劇場にしたいと思っている。
 ぜひさまざまな作品をお寄せください。お待ちしています。

スペース・イサン プロデューサー 田辺剛

募集要項

概要

一度上演された舞台作品を当劇場で再演していただくことで作品と作り手の価値を広く知らしめ、次の創作につなげる機会を得るために当劇場が支援するプログラムです。劇場との共催公演となります。公演の日程については、当劇場の閑散期(1-3月や7-9月)での上演を基本として想定していますが、応募者の希望も考慮し相談して決めます。

募集する作品

かつて上演され、演出家が初演と同じ者によって再び創作される舞台作品。
上演台本および演出プランの大幅な変更は不可だが、それらの大幅な変更を伴わない前提でする出演者やスタッフの入れ替えは可。※上記”コンセプト”の趣旨をご参考ください

共催の中身

費用(ホール代)

ホール代を「入場料収入の割合額」として、その割合を30%から60%の範囲で別途定めます。ただし劇場の収入は正規のホール代を上限としそれ以上の収入については上演団体のものとします。入場料収入の何割がホール代となるのかは、再演される作品の内容や再演公演の規模(ステージ数など)、上演団体の公演実績から売上の予想を立てるなどして決定します。なおその決定の内容について納得できない場合には応募を取り下げていただいて構いません。劇場に対してその他の費用負担はありません。

稽古場としての劇場利用

当劇場を24時間分無料で稽古場として使っていただけます。またそれ以上の使用についても通常料金の1/10程度の使用料で使っていただけます。

その他

広報なども劇団と協力して行います。創作については上演団体に基本任せますが、状況によって協議の場を設けることがあります。

応募方法

1. こちらのメールフォームLinkIconに「再演支援プログラム応募」と明記のうえ以下の内容をお知らせください。
◯団体名
◯代表者名
◯連絡担当者名
◯連絡担当者連絡先(携帯電話とメールアドレス)
◯再演する演目
◯初演の時期(xxxx年yy月)と上演会場
◯初演のチケット料金と有料入場者数
◯再演の希望公演日程とステージ数
◯チケット料金など再演公演に関して決めていること
◯団体プロフィール(上演履歴)
◯演出家のプロフィール

2. 送信して24時間以内に返信をしますので指定されたアドレスに上演台本のデータをお送りください。また初演時のチラシ、舞台写真やビデオ映像など資料になるものがあればご準備ください。

3. 劇場プロデューサーと団体の代表や演出家と面談をします。

4. 劇場側でホール代の”割合額”などを検討をします。場合によっては当プログラムでの上演をお断りすることもあるのでご了承ください。また応募者も、劇場側の決定した内容に納得できない場合は応募を取り下げていただいて構いません。問題無ければ使用申込の手続きをしていただきます。ただし手続き後に公演を中止する場合は、別に定めるホールのキャンセル料を頂戴します。

応募締切

この企画は通年で募集します。いつでもご応募ください。